ももたろう
🍑 1. ももから うまれた ももたろう むかし、ある村に、おじいさんと おばあさんが いました。 おじいさんは 山へ しばかりに。 おばあさんは 川へ せんたくに。 おばあさんが 川で せんたくしていると、 大きな ももが どんぶらこ、どんぶらこ と ながれてきました。 おばあさんは ももを ひろって うちへ もってかえりました……。 もも を きる と、中から 元気な おとこのこ が うまれました。 「もも から うまれた から、ももたろう に しましょう」と、 ふたり は よろこびました。 🦍 2. ももたろう おおきくなる ももたろう は よく たべて、よく あそび、 どんどん おおきく なりました。 ある日、ももたろう は いいました。 「おに がしま に 行って、わるい おに を たいじ します!」 おばあさん は きびだんご を つくって、 ももたろう に もたせました。 🐶 3. なかま が ふえる ももたろう が 歩いていると、いぬ が やってきました。 「その きびだんご を ひとつ ください。おとも します!」 つぎに さる が やってきて、また いいました。 「きびだんご を ください。おとも します!」 さいごに きじ も やってきて、 「ぼくも おとも します!」と いいました。 こうして、いぬ、さる、きじ が なかま に なりました。 🏝️ 4. おにがしま に つく ももたろう と なかまたち は、ふね に のって おにがしま に つきました。 おに の しろ に しのびこみます。 おに が とびだして きましたが、 いぬ が かみつき、さる が なぐり、 きじ が つつきます。 ももたろう も たたかい、ついに おに を たおしました。 🎁 5. おたから を もって かえる おにたち は まけて、いいました。 「ごめんなさい!わるいこと は もう しません。」 そして、たくさん の おたから を ももたろう に わたしました。 ももたろう と なかまたち は、ふね に のって いえ に かえりました。 おじいさん と おばあさん は とても よろこびました。 **おわり**